ペーパードライバーの女性の方へ

当店【教習・マニア】の講習を受講する8割が女性です。これは、女性の方が責任感があり、他人に気遣いできる人が多いからだと思います。

運転の問題は一人ひとり違うので、コミュニケーションを取りながら進めていきます。
当店ではできるだけ女性に合った講習を心がけています。

気を付けていること

教習所で免許を取った時は、S字やクランクなど項目があり、出来たら次に進めるようになっています。できないことを何度もやるのは集中力が維持できなくなります。いろんなことを同時進行で行うようにしています。
インストラクターに大事なことは、聞きやすい・話しやすいことだと思います。
質問はどんどんしてください。ネットを使って調べても欲しい答えにたどり着かないこともあります。インストラクターからも質問がないか定期的に聞いていきます。
雑談をした方が緊張がほぐれる方は話しかけてください。雑談は好きです。
運転が楽しくなる講習を心がけています。

講習を受講するタイミングとキャンセル

ペーパードライバー講習を女性が受講するタイミングは多いです。
高校生の時に免許を取得してペーパードライバーになり、社会人になるとき。部署移動。転職。転勤。結婚。出産。子育て。子供の巣立ち。家族の病気。定年。など
中でも多いのは子育て中のママさんです。

当店では講習予約のキャンセル料は無料です。子育て中の場合、ご自身の都合ではなくお子さんが熱を出したりして、急にキャンセルしなければならなく事もあるかと思います。キャンセルすることを気にする方は申し込み時の(備考欄)に「子供が小さいのでキャンセルが多いかもしれない」などと理由を書いてもらえれば罪悪感は軽減されると思います。
少しでもペーパードライバー講習を始めやすいようにしています。

女性に多い事故

交通事故の男女割合は、男性7割女性3割で女性の事故率は少ないです。
少ない女性事故率ですが、女性に多い事故があります。
一つは小さい交差点での事故です。確認していない訳ではなく、確認する範囲が狭かったり、確認からの行動が早すぎてしまう、または遅すぎるためと思われます。
もう一つは低速走行時の事故です。女性は物事を同時進行で行えます。速度が遅いと余裕ができてあれもこれもと意識が行ってしまい注意不足になるのだと考えます。

家族練習が適さない訳

運転練習を始めるときに、最初に思いつくのは家族練習だと思います。旦那さんだったり、お父さん、お母さんに横に乗ってもらいながら運転。

教える人が普通に運転ができる場合、ペーパードライバーの気持ちはほとんどわかりません。運転できないといっても「これくらいはできるでしょ」っと言った感じです。
近しい人には言葉もきつくなります。これは教える人の事故をしてほしくない気持ちと、周囲のドライバーに迷惑をかけたくないといった気遣いです。
この時に危険な思いや嫌な思いをすると次、頑張ろうとはなりません。

しかし車庫入れの練習は家族練習ありだと感じています。ペーパードライバー講習で車庫入れのポイントや注意点をしっかり理解できれば、講習での車庫入れの技量は50%で十分です。残りは家族練習でレベルを上げれます。